読み物

2024/07/20 08:38

いつもピッツァのご購入をありがとうございます!
皆さんも一度は耳にしたことがある、真のナポリピッツァ協会ですが、
どの様な協会がご存知でしょうか?

今回は改めて、真のナポリピッツァ協会とは何か?についてご案内できればと思います✨


◻︎真のナポリピッツァ協会(AVPN)とは?

真のナポリピッツァ協会は、1984年6月にナポリで設立されたイタリア政府公認の非営利団体です!
ナポリピッツァの伝統を守り、その製造方法や材料を厳密に保護するために設立されたんです🔥

設立当初から、ナポリピッツァの真髄を世界に広め、認定基準を確立する重要な役割を果たしてきました〜
現在では、世界中に1000以上の認定店を持ち、その規模は広がり続けていますっ


◻︎協会の目的や活動は?

真のナポリピッツァ協会の主な目的は、2つあります!
1つ目は、『ナポリに古くから伝わる職人の伝統技術を再評価し、ナポリピッツァの伝統が世代交代の中で変わっていくことを少しでも防ぐこと』です!
2つ目、『その記憶が失われないように緻密な基準づくりをし、伝統技術を後世に伝えること』です
このために「真のナポリピッツァ作り手順国際ガイドライン」を策定し、職人の技術を保護・護持する活動を行っているんです😊

また、ピッツァ職人を支援し、職人達が基準を満たすピッツァを製造できるようサポートしています。
さらには、国内外での普及活動を通じてナポリピッツァの認知度を向上させ、その魅力を広めることも注力しているんですね〜


◻︎認定の基準

真のナポリピッツァ協会の認定を受けるには厳格な審査のもとで認定を受けます!
概要としては、以下の様な基準があり、とても難しい審査のもとで認定を受けるんです🔥

・認定基準
真のナポリピッツァ協会によって認定されるためには、設備や道具についても厳格な基準があります☝️
その中でも協会からは、真のナポリピッツァの10ヶ条が以下の様に出されています。

1.生地を味わうものであるから、生地の材料は、小麦粉・塩・水・酵母のみとする。

2.床面部分には粘土や陶土を用い、ドーム状に耐熱レンガが積まれた薪窯で焼かなければならない。

3.窯の燃料は、薪、もしくは木屑のみとし、ピッツァの香りを損ねない木材を使用すること。

4.完璧なコルニチョーネ(縁)を作るため、発酵させた生地は麺棒や機械でなく、手で伸ばす。

5.生地に塗るトマトは適度に酸味があり、かつ果肉が残っていなければならない。

6.マルゲリータに使用するモッツァレラチーズは、ひとさし指状のスライスにする。

7.生地は約430度の薪窯の床面に直に置き、鉄のパーラ(ヘラ)で回転させながら均等に焼く。

8.焼き上がった生地は、コルニチョーネが1、2センチにふくれて弾力があり、中に空洞が出来ていなければならない。

9.中央部の厚さは3ミリ。割れずに簡単にふたつ折りにできる柔らかさに焼き上げる。

10.生地の表面にポコポコとまんべんなく気泡が出来、裏面にも全面に焼き色がついていること。


この様に厳格に細かな条件が設定されているんですね!
簡単に取ろうなんて思ったらそうはいかないという仕組みになっています🤓


因みに当店は、真のナポリピッツァ協会認定店の「立ち上げ経験した職人」が運営するお店です!

ナポリの味をクオリティ高く再現しております✨